有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 新卒採用

有限責任監査法人トーマツ 人材本部長:飯塚 智

専門性と人間性を兼ね備えたプロフェッショナルが、
能力を十分に発揮し、やりがいを感じる職場を提供したい。

Q.リスクアドバイザリー事業本部が求める人材について教えてください。

A.トーマツはプロフェッショナルファームなので、中途採用で重視しているのはリスクアドバイザリーのサービスに必要な専門性や強みを持っていることです。ただ、サービスは時代のニーズとともに移り変わるため、過去に得た専門性だけではクライアントへ付加価値の高いサービスを提供できなくなります。そのため、現時点で専門性を持っていると同時に、常に知識をアップデートして、新しい領域にチャレンジするという意欲を持っていることも必要です。

そしてもうひとつ、必ず持っていてほしいのが、経済社会の発展に貢献するという思いです。デロイト トーマツ グループには、"Fairness to society(経済社会の公正を守り率先してその発展に貢献する)"、"Innovation for clients(クライアントの期待を超える知的専門サービスを総合的に提供する)"、"Talent of people(各人の個性を尊重し能力を発揮できる生きがいのある場を創りだす)"という経営理念があります。
つまり、クライアントの成長を通して、経済社会の発展に寄与することを目指しています。
私たちトーマツには監査業務を通じて資本市場を守るというミッションがありますが、リスクアドバイザリー事業本部は企業の経営管理の高度化を支えつつ、企業価値を向上させて経済社会の発展を促すという役割を担っています。
高い専門性を持ちつつ、こうした経営理念に共感してくれる人とぜひ一緒に働きたいですね。

Q.どのようなキャリアパスが用意されていますか?

A.トーマツにはパートナー、ディレクター、シニアマネジャー、マネジャー、シニアスタッフ、スタッフ、そしてジュニアスタッフというキャリア(職能ランク)があり、おおよそ何年でステップアップしていくかという年数の目安を設けているため、目指すキャリアは見えやすいと思います。しかし、どのような経験を積めば次のキャリアへ進めるのかが不明確だと、そうしたキャリアパスもまったく意味がありません。

そこでトーマツを含め、デロイト トーマツ グループでは専門サービス領域毎及び職能ランク毎に、求められる能力と専門性が定められています。
これは「タレントスタンダード」と呼ばれており、全世界のデロイトで共通のものとなっています。ですから、次のキャリアに進むためにすべきことがイメージしやすいと言えます。

また、デロイト トーマツ グループや他国のデロイトへの派遣制度も充実しており、特に日本企業のグローバル化に伴い促進している海外派遣プログラムでは、派遣者はグローバル視点で物事を考える経験とグローバルな人的ネットワークを作ることができ、人材育成上も魅力的なプログラムになっています。

Q.トーマツで働くことの魅力はどんなところですか?

A.デロイト トーマツ グループの強みはクライアントに対してシームレスにサービスを提供できることです。
M&Aを例として挙げると、買収先の選定やデューデリジェンスではデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー、その後の、企業価値を向上させるためのPMI(ポストマージャーインテグレーション)ではデロイト トーマツ コンサルティング、そしてガバナンスや内部統制構築の局面でリスクアドバイザリーがサービスを提供するといったように、各プロセスでデロイト トーマツ グループがコラボレーションし、グループの総合力でお客様にサービスを提供します。つまりリスクアドバイザリー事業本部に所属しながらも、デロイト トーマツ グループの各専門家と連携したり、一緒に仕事をしたりするので、自分自身の知見や経験も広がっていきます。そうした経験をグローバルな規模で行えることは、大きな魅力ですね。
また、経営理念にも繋がりますが、企業の経営管理の高度化を支援し、経済社会の発展に貢献できるという点も大きな魅力の一つと思います。

Q.トーマツの人事評価システムについて教えてください。

A.トーマツでは、プロジェクト毎にチーム編成され、上長が変わるのも特徴です。一般の事業会社から転職される方からすれば、自分の成長をずっと見てくれる人がおらず、不安になるかもしれません。しかし、多くの上司や同僚と仕事ができ、人事評価面では特定の上司による偏りがなくなり、多面的に評価されるというメリットがあります。

人事評価の枠組みはデロイト トーマツ グループで共通であり、また全世界のデロイトで同じ枠組みを導入しつつあります。
作業時間ではなく成果や貢献度によって各人のパフォーマンスを評価する点が特徴です。これはプロフェッショナルとしてのやりがいや達成感を促すには欠かせない視点であり、こうした評価目線を持たせ、業務を任せることで労働生産性も上がり、ワークライフバランスにも良い影響が出ると考えています。各プロジェクトでは業務開始前に上司との間で期待役割の擦り合わせが行われ、業務の進捗状況等についての多頻度のコミュニケーションも行われます。その上でプロジェクト単位で評価が実施され、その累積的評価結果に基づいて年度の人事評価が決定します。

また、デロイト トーマツ グループでは人材育成を大事にしており、コーチと呼ばれる担当者が1人に対して、必ず1人ついています。コーチは年間を通じて自分を客観的に見てくれる存在で、業務やキャリアで悩んでいることに対しコーチが相談に乗り、的確なアドバイスをする仕組みになっています。
コーチは人事評価会議の場にも参加しますから、中期的なキャリア目線をも踏まえた人事評価ができる枠組みになっています。

Q.ダイバーシティ推進の取り組みについて教えてください。

A.私たちが今、積極的に取り組んでいるのが女性の活躍促進です。パートナー・ディレクターや管理職における女性職員の比率など女性の活躍に係る目標を定め組織として取り組むと同時に、ステップアップする意識を強く持っていただくようシニアスタッフ層の女性に対するリーダーシップ研修などを行っています。

同時に育児や介護等を必要とする職員へのサポートも充実させています。育児休暇などの申請があった場合には最優先に配慮するほか、休職や業務の軽減、業務時間の軽減などを申請できるFWP制度(フレキシブル・ワーキング・プログラム)、ベビーシッター・病児保育シッターの利用支援制度や育児コンシェルジュサービスなども用意しています。また、在宅勤務についても、これまでFWP制度で認めていたものから対象を広げて適用できるように社内でテストを行い、正式導入に向けて動き出しています。

また、出産後は待機児童問題や、保育園の送り迎えのために業務を制約せざるを得ない場合も少なくありません。そうした状況を少しでも改善しようと、2018年4月にはトーマツ保育園を作りました。こうした取り組みで、働きやすさはずいぶん改善されたと思いますし、外国籍職員への配慮を含め、さまざまな状況、価値観を持った仲間が十分に能力を発揮できる環境を構築するための改善は今後も続けていきます。

Q.リスクアドバイザリー事業本部の今後のビジョンを教えてください。

A.トーマツは2018年5月8日で創業50周年を迎えました。トーマツの創立者である等松農夫蔵が昭和44年の東京事務所報創刊号に書いた基本構想には「努力研鑚を積むことは、生涯の努めである」や「人間的信望を高めることが何よりも肝要である」とあります。50年経ってもそのDNAは引き継がれていますし、今後も大事にしたいと思っています。
トーマツで働く人たちは専門家としての知識や経験だけでなく、人間力があって魅力的だと感じていただけるようなプロフェッショナル集団にしていきたいですね。

Q.この業界を目指す学生の方へメッセージをお願いします。

A.私たちリスクアドバイザリーは、企業の経営管理の高度化を支えるベースとなる専門性を押さえた上で、新しいものを取り入れていく必要があります。トーマツには専門家を育てる人材育成の仕組みがあり、特に新卒の職員に対しては、専門知識を一つ一つ習得しながら、いろいろな分野の業務経験を通して自分の適性に合う業務を探すことができる仕組みがあります。

トーマツに入社してから専門的なことは習得できるので、学生のうちから、専門的な勉強だけをしてきて欲しいとは思っていません。それよりも、何か新しいものを得よう、それに対して努力をしようという姿勢が大事ですから、学生のうちは、学生時代にしかできないことも含めて、いろいろなことにチャレンジして欲しいですね。日本の企業は回り道した人をあまり受け入れない風潮がありますが、回り道をした人ほど人間性と幅が出てくるものです。
回り道も含めて、さまざまな経験を積んだ人とぜひ一緒に働きたいですね。