Q.今後の目標を教えてください。
A.
今、私たちが取り組んでいるプロジェクトには前例がありません。だからこそ、2つのことを両立しなければいけないと考えています。ひとつは、自分の意見をしっかりと持つこと。トーマツはチームやグループ間が非常にフラットで、さまざまな知見やアドバイスが集まりやすい環境ですが、今回のようなプロジェクトでは、そうしたメンバーの意見が必ずしも正しいとは限りません。あくまでお客様と対面しているのは私たちなので、その私たちがお客様の情報を把握したうえで、自分の意思をしっかりと持たなければいけないと意識しています。
もうひとつは、お客様に対して自分の主張が強すぎてはいけないということです。自分たちはあくまでも助言者です。例えばプランを示した時に、自分たちの見解や提案を示すことはあっても、それを押し通してはいけません。お客様が納得したプランでなければ、分社後の業務はスムーズに回りません。ですから、あくまでも最終判断はお客様にあるということは常に意識しています。
現在、私は生活の拠点を広島に移していますが、東京の事務所でのミーティングや他の地域のお客様への訪問など、仕事のフィールドは広島に留まりません。このプロジェクトが無事、終了したあとも、さまざまなお客様にサービスを提供していきたいですね。