有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 キャリア採用

すべての経験が線になってつながる仕事

Q.コンシューマー・マニュファクチャリング・TMTの仕事内容について教えてください。

コンシューマー・マニュファクチャリング・TMT

パートナー

〈2004年12月入社〉

A. コンシューマー・マニュファクチャリング・TMTは、「コンシューマー・マニュファクチュアリング/テクノロジー・メディア・通信」に特化したインダストリー事業部のユニットで、私は主にグローバル企業の海外拠点における管理体制や内部統制など、ガバナンス領域の強化支援を担当しています。
海外、とくに新興国における子会社では、日本との文化の違いやコミュニケーションの問題から業務がうまく回らないことがあります。
そうした際にお客様の海外子会社に対して、私たちがチームを組み、ルール決めやモニタリングをできる仕組み作りのお手伝いをすることで、業務が滞りなく進むようにサポートしています。経済成長によって海外拠点の重要性が増す一方で、オペレーションが追いついていないという悩みを抱えている企業は少なくありません。
ですから、私たちのようなアドバイザリーの仕事は、今後も伸びていく分野だと感じています。

Q.トーマツで働くことの魅力はどんなところですか?

A. 私はトーマツに入社後、大阪で会計監査、東京でM&Aのアドバイザリー、1年半の証券会社出向、4年間のインドネシア・ジャカルタ事務所駐在を経験したあと、さまざまな経験や人とのネットワークを活かした仕事をしたいと思い、今のユニットへの希望をだしました。
トーマツでは基本的に本人の希望が最大限に尊重されます。私のようにさまざまな場所で多様な経験を積みたいと思えばそれも可能ですし、仕事をしながら英語の勉強をするのに限界を感じて、1か月間の休みをもらい、語学留学に行ったこともあります。
もちろん反対に1つの場所で、専門性を高めたいという働き方も可能です。

こうした本人の希望を尊重する働き方は、まさにトーマツにいたからこそできたことだと思います。トーマツは組織がフラットで、年齢やポジションにかかわらず意見を言い合える風土がありますし、取り組んでみたい仕事や、目標にしていることを言えば、それをサポートしてくれる制度も、実行できる規模もあります。こうした点がトーマツの魅力ではないでしょうか。

Q.トーマツに入社して、成長できたと感じている点を教えてください。

A. 今のユニットでは、これまでトーマツで身につけたすべての経験が活かされていますが、なかでもジャカルタで文化の違う人たちと一緒に仕事したことは、非常に役立っています。日本であれば、仕事が終わるまで遅くまで働く人も珍しくありませんが、海外では時間がくれば帰るのが当たり前という人もいます。ただ、日本のやり方を押しつけるのではなく、その国の文化を理解して、現場で働く人の顔を見た上で仕事を進めないと、何事もうまくいきません。
そうした肌感覚を持てたことが今の仕事につながっています。また、海外で業務を進めるにあたっては、デロイトのネットワークが必要不可欠です。
海外のトーマツで働くことでネットワークができ、信頼できる人間関係が築けたことは今の仕事で大きな助けになっています。

Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

A. 「財務報告及び関連する内部統制等を第三者の立場から見る」監査と比べ、リスクアドバイザリーは「クライアントの立場に立ちながら、外部のプロフェッショナルとしてアドバイスを行う」側面が大きいと言えます。自分たちだけでは解決できない課題だからこそ、お客様は私たちに価値を見いだし、依頼してくださっているわけですから、そこでしっかりと成果をだし、海外の拠点がしっかりと動き出すことは大きなやりがいのひとつです。
一方で、非常にハードルの高い課題を任されますから、当然、簡単なプロジェクトはひとつもありません。お客様や国内のチームはもちろん、海外ともしっかり連携していかなければいけませんし、常に専門家として知識をアップデートしていく必要があります。だからこそ、お客様から感謝の言葉をかけていただいたときは、本当に嬉しいものです。
今はアジア中心の仕事が多いのですが、今後は欧米も含めてお客様をサポートしていきたいですね。
※役職・内容はインタビュー当時のものになります。

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