有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 キャリア採用

会社と人が成長し続けるための仕組みを作る

Q.中京リスクアドバイザリーでの現在の仕事内容について教えてください。

中京リスクアドバイザリー

ディレクター

〈1999年10月入社〉

A. 愛知、岐阜、三重、静岡などに拠点を置くお客様に向け、主に組織の再編、M&A、働き方改革、間接業務改革など組織改革や労務リスクマネジメントに関するアドバイザリー業務を行っています。
お客様のニーズは時代や社内の体制によって変わりますが、最終的なゴールは、持続的に会社を成長させていくことにあります。
そのために部署やグループ会社など、組織の形や仕組みを変え、働く人の行動を改革していくことで、より働きやすい職場にしていくことが、どのようなプロジェクトにも共通するテーマになります。
アウトプットとしては、グループ会社を含めた現状の実態把握から始まり、コストも含めた現実的な落としどころを提案してほしいと要望されることが多いですね。
自動車やインフラ関連など、製造業のお客様が多いのがこのエリアの特徴で、大手のお客様の場合は、デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)、デロイト トーマツ税理士法人やDT弁護士法人など、デロイトのグループ法人と一緒にプロジェクトにあたることもよくあります。

Q.この仕事のやりがいと難しさを教えてください。

A. この仕事に就いて20年ほど経ちましたが、若いころに一緒に仕事をした方が、今は社長や部長として活躍されている姿を見られることは非常に嬉しいことです。
一方で、私たちの仕事によって、リストラの対象になったり、職位が下がったりと、厳しい局面に立たされる方もいらっしゃいますので、その瞬間だけを捉えるとすべての人に感謝される仕事だとは思っていません。ただし、一旦は厳しい局面に立たされた方が、新たな環境や職場でリスタートされ、活躍なさっていると耳にすることもありますので、仕事のやりがいは、長い目で見て判断することが重要かなと思います。
第三者として経営者が言いにくいことを伝える必要もあります。ただ、最大限雇用を守り、持続的に成長できる会社になることが大事だと考えていますので、そうしたなかで一緒に仕事をさせていただいた方が重要な職責を担われ、会社が成長していると思うと、良かったなと感じます。
また、この20年でさまざまなことを経験するうちに、「大川に任せる」と言ってくださる方もいて、個人的な成長を実感しています。

難しい点は、この仕事は若いときから経営層の方と接する機会が多く、こちらもいろいろな経験を積み、研鑽を続けなければいけない点です。
しかも、一番努力をしなくてはいけない時期が、ちょうど20代、30代という男女ともにライフイベントが多い時期と重なりますので、私自身仕事と生活のバランスをとるのが難しかった思いがあります。

Q.トーマツで働くことの魅力はどんなところですか?

A. 私はトーマツ以外で働いた経験が少ないので、ほかの会社と比較することはできませんが、真面目で誠実な方が多く、人間的に信頼できる人が多いことは今も昔も変わりません。
また、地方では監査はできても、大手のお客様にアドバイザリーまでできる会社はそれほどありません。監査とリスクアドバイザリーが連携し、国内はもちろん、デロイトのグローバルネットワークで得た人材や情報をフル活用しながら、お客様にワンストップなサービスを提供できるところがトーマツで働く魅力の1つだと感じます。

Q.今後の目標を教えてください。

A. ビジネスのグローバル化同様、今後は労務や人事においても、よりグローバリズムが進んでいくでしょう。違う価値観・文化を持った人たちを活用し、どうマネジメントしていくか。今まで以上にお客様からそういった課題が出てくると思いますので、我々は常に一歩、二歩先を見据えて、会社が持続的に成長するためにどうすればいいかを提案し続ける必要があります。
トーマツでは現在、労務リスクマネジメントを名古屋や大阪を中心に展開していますが、これを国内に広げ、ゆくゆくはグローバルに展開していけるようにしたいですね。
※役職・内容はインタビュー当時のものになります。

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