有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 キャリア採用

ITガバナンス

経営・事業に貢献するITを支援

企業におけるITの重要性はもはや言うまでもありません。ITを無くして企業の様々な事業やサービス、業務は立ち行かず、昨今のデジタライゼーションと言われる流れの中では、ITの経営への活用は企業の競争力に直結すると言われます。
経営環境の変化のスピードに合わせ、自社のITを柔軟かつ適切に対応できないことは、企業の戦略遂行上の大きなリスクとなり得ます。
経営目標の達成に資するITを導入・構築するため、経営戦略や経営計画を十分に踏まえたIT計画を策定し、遂行する必要があります。私たちはIT戦略の立案からIT計画、システム化構想、システムベンダー選定、開発プロジェクトのPMOの支援まで、ITによる経営貢献の実現をサポートします。

ITリスク管理の支援

情報セキュリティの不備による保有する情報の社外への流出、情報システムの障害による業務サービスの停止などは、企業が提供するサービスの利用者・関係者へ影響するだけではなく、企業の社会的信用、レピュテーション低下に直結する事故・障害と言えます。重要度が高い基幹システムの導入プロジェクトの遅延やシステムへの投下コストの増大が企業業績に影響を与える事象もあります。
ITに起因し企業経営に影響を与えるリスクをいかに把握し、適切に管理する仕組み整えることは、企業にとっていまや必須事項となっています。
自社のITリスクがどこに存在するのか、また適切な対応がとられているのかをプロファイルし、マネジメントする仕組み作りから、システム品質の高度化、IT導入プロジェクトのマネジメントを支援するPMO支援、クラウドシステム導入・移行支援など、ITリスクを顕在化させないための様々なテーマのリスク管理まで、ITリスク管理に関わる諸課題に対応する支援を行っています。

ITリソースの最適化の支援

主要な経営基盤の1つであるITに関し、限られたリソースを適切に配分し、効果を最大化することは、経営環境の変化が激しい現代においては不可欠です。
IT投資については、現場と経営層との間で認識のギャップが生じやすく、特に「IT投資の優先順位が曖昧」、「投資効果(妥当性)が分からない」、「ITの貢献度が分からない(評価されない)」などの声をよく聞きます。「IT投資の効果の見える化」、「適切なKPIの設定」、「IT投資の優先順位の明確化」、「ベンダー見積りの妥当性評価」等、限られたITリソースを、効果的に活用し経営に貢献できるよう最適化をサポートします。
企業にとってITの重要度がますます高まる中、IT組織をいかに組成・活用するかも大きな課題と言えます。IT部門がコストセンターとして扱われたかつての時代に、人件費等を抑えるため自社のIT部門を縮小し、子会社化や外部企業との合弁会社化、また外部委託化などが多くの企業で実施されました。
デジタライゼージョンの急速な進行、経営へのITの活用が不可欠となった現在において、IT部門の組織活性化をいかに行っていくのか、他社に劣後しないIT組織をいかにつくっていくのか、IT人材や組織の最適化もサポートしています。

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