情報システムは企業の業務を支えるインフラであるとともに成長戦略を達成するために欠かせないツールとなっています。一方で、企業活動のシステム依存度が高まるにつれて、システムは高度化・複雑化してきました。最近では、インターネットはもちろんクラウド、ブロックチェーンといった新しいIT基盤の活用も進んでいますが、これに伴いシステム障害や情報流出、サイバーインシデント等により企業活動に損失が発生するリスクも増大しています。このようなリスクを適切にコントロールすることが今後の企業にはますます重要になります。
有限責任監査法人トーマツでは30年以上前からシステムリスクの重要性に着目し、会計監査においてシステム監査を実施してきたほか、官公庁・金融機関・社会インフラ等に対して多くのシステム監査実績を有しています。システム監査部門としては国内監査法人でも最大級の規模(「平成29年度システム監査企業台帳」掲載情報より)であり、現在でも会計監査や様々なネットワークを通じて得られた知見をベースにシステムの「リスク」に着目した監査やアドバイザリーサービスを拡大させています