経営環境の変化に伴い企業を取り巻くリスクは飛躍的に増大しています。
例えば、マクロ経済動向や市場動向、複雑かつ不安定化を見せる政治情勢、世界各地での紛争、自然災害、新設・強化されるグローバル規制、社会・顧客・従業員がもつ価値観の多様化、IoT・AI・ロボティクス等に代表されるテクノロジーの革新など、企業の外部環境および内部環境は大きな変化にさらされています。また、インターネットの普及に伴い、SNS等による情報拡散のスピードが飛躍的に増大しており、ミスやクレームへの対応不足や不祥事に即応できずに長年築いたブランドを失墜させる事例が相次いでいます。
こうした環境変化へ適時適切に対応できない企業は、中期経営計画や単年度計画の前提が崩れて想定外の損失を招く、規制違反により巨額の制裁金が課される、オペレーションミスにより安全性を脅かす事故が発生し、それらが大きく報道されレピュテーションを毀損するなど、事業の根幹を揺るがす損失を被ることになります。
ストラテジックリスクユニットは、経営目標が未達となるリスク=戦略リスクと捉え、また戦略リスク=「戦略に潜むリスク」+「戦略遂行上のリスク」に分け、クライアントにおける経営層の目線で重要リスクを特定し、グループとしての管理水準を設定したうえで、隅々まで適切なリスク管理が実行されるためのアドバイザリーを提供しています。